麻生区保育士による親子遊びの実践&研修講座の報告

 和光大学主催の2011年度「保育士・教師を対象とした遊びの場づくり研修講座」に川崎市麻生区の保育士さんがたくさん参加してくださったのをきっかけに、ここ数年で、麻生区にムーブメント活動が広がっています・・・。


 2013年6月1日は、麻生区公立保育園の保育士さんがリーダーになって、地域子育て支援事業の親子遊びの会を開催しました。「おおきなかぶ」のお話をテーマに40組程の親子が身体をたくさん動かして楽しく遊びました。 
 お話の世界へのスカーフカーテンをくぐって・・・、

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  大きなかぶをテーマにした色々な遊びを体験してもらいました。

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 み~んなでつながるとこんなに長くなりました。

うんとこしょ、どっこいしょ!と声を合わせて、みんなで動きました。 

  最後は、かぶのスープを作るという設定で、パラシュートをお鍋に見立てて、遊びました。 

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  ふりかえりでは、保育士の先生の優しい声のエプロンシアターにみんな静かに注目。
 パパママがアンケートに協力してくださっている間に、子どもたちは自分が作ったかぶのスープの絵を描きました。美味しそうなスープができましたね♪ 

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 そして・・・、
 さらに、現場を体験してさらに意欲的な保育士さんたちを中心に、2013年6月13日は、麻生区の職員研修として、麻生スポーツセンターで実技を行いました。平日夕方の勤務時間後の研修にもかかわらず、約80名の公立、民間の保育園に勤める保育士さんや子育て支援に関わる職員の皆さんが笑顔で参加してくださいました。当日は雨で、体育館は座っているだけでもベターっと蒸し暑い湿度でしたが、皆さん元気に参加してくださり、こちらがパワーをいただきました。
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 ムーブメント遊具の紹介の時間では、遊具の使い方を概説するはずが、見本で立っていただいた先生方が夢中で遊びだしてしまい、予想以上に盛り上がってしまいました・・・。保育士さんを対象とした研修では、「遊び心」いっぱいの、子どもと遊ぶことが仕事の保育士さんとムーブメントの理論、方法論は、鬼に金棒というか、とても相性がよいということをいつも実感します。
 はじめて参加の方も、先日の地域支援の遊びの会ではリーダーをつとめた方も、それぞれの経験で気づきがあったようで、嬉しく思います。研修に参加してくださった皆さんから、楽しい遊びの場が、さらに、広がりますように・・・。