お腹にくる風邪が流行っているようです。皆さん、お元気ですか?
先週 うちの息子達は、ノロウィルスにやられました・・・。長男のQは嘔吐がひどく、次男Callは食欲は落ちないものの下痢が続き・・・で、大変でした。
まぁ、子どもの病気によるプチパニック現象は、年に何回かは覚悟しているのですが、今回は色々と締切りを過ぎて抱えていた仕事が多いときで影響が大きく、数日休んだあと出勤したらば怒濤のような毎日で、笑うしかないって感じです…。本当に追い詰められると私は笑うタイプの人間なんだな・・・って気づきました・・・。
けれど、久しぶりに病気のせいで、息子達にぴったり付き添い、まる一日彼らのペースで遊ぶだけの日を数日過ごし、へぇ、今、そんなことに興味があるのかとか、こんなこともできるようになったのか、この遊び楽しいなぁ~とあらためて気づくこともあって、忙しさの中で見失っていた感覚に、気づかせてもらいました。
今、(遅れている仕事の一つではありますが・・・))シンポジウム「子どもを育む『わ』の心」の記録原稿をまとめています。
花柳和先生、竹内麗子先生、そして、小林芳文先生の3人の方のお話に共通しているのは、子どもを健やかに育んでいくために、私達大人がやるべきことは、子どもと一緒に「遊ぶ」こと、子どものいい遊び相手になってやることだろうというという見解です。
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(*後日追記:シンポジウムの記録は、コチラ↓から)
◆報告にあたって(シンポジウム 子どもを育む「わ」の心) -小林芳文・大橋さつき
◆「和」の心 : おどり・伝統文化を通して伝えてきたこと-花柳和
◆地域のつながりの中で広がる遊びの「輪」 : 保育所を核とした地域療育ネットワークづくり 「たけのこ教室」30年の実践 -竹内麗子
◆笑顔が笑顔を呼ぶ好循「環」 : 生きる力を支えるムーブメント教育・療法の実証的研究-小林芳文
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そういえば、今月初旬は、学生たちの舞台発表会がおかげさまで無事終了しましたが、そのために、長崎から母が助っ人で来てくれていました。
息子達はばぁばが大好き!最高の遊び相手なので、母がくると、テンションが高くなります。
母が戻る前日に自宅近くの公園で都会に珍しく木登りをしている小学生が2人・・・、「へぇ~、木登りなんてする子がいるんだ・・・」と私がつぶやいているうちに、「Qも登りたいの?おいで!行こう!」とばぁばとQは走って行ってしまいました。
へっぴり腰のQですが、ドキドキハラハラ没頭した表情を見せながら楽しんでいました。そして、母もキャーキャー言って、これまた楽しそうで・・・。
ベビーカーにのったCallも足はバタバタさせて興奮して見ていました。
私だけだったなら、きっと、お話しながら通り過ぎるだけの風景が、ばぁばのおかげでQにとっては貴重な体験になったのだと思うと、やはり、人も環境・・・と強く思いました。
そして、自分自身にもっと子どもと遊ぶ時間、体力、心の余裕・・・が必要だなと反省しました。
母は、自分だって、「おばあちゃん」になったからで、誰だって母親のときは余裕がないもんだ・・・とも言ってくれたので、「おばあちゃんの子育て参加」(「おばあちゃんの子育て」は人間だけ(2010/11/30))について考えたことを思い出しました。
けれど、いやいや、ちょっと思い出してみるだけで、母親時代の彼女が私や私の妹弟、いとこ、友人達まで皆まとめて、とことん一緒に遊んでくれたという幼少期の記憶がいくつも出てきました。
それも、遊び方を教えてやろうとか、遊ぶ場を確保してやろうとか、見守ってやろうとか、そんな構え方ではなくて、とことん、一緒に遊んでくれていたのだと思います。昔も今も、かけひきのない態度で子どもと遊ぶだけに専念できる大人なのだと思います。 木登りしてみたい!と感じた瞬間に、一緒に心躍らせ挑戦してくれる、そして、「楽しかったね~、またやろう!」と共感してくれる、そんな母に育ててもらって、私の今があるのだろうと思い、有り難いと思いました。
そして、一時、大病して死にかけたあの母がその後生まれたQとこうして木登りを楽しんでいる姿に、いのちの不思議を感じました。
母親として、息子達と遊びを共有できるのも今この数年・・・、限りがあるということも真剣に考えるようにもなりました。
遊びについて色々考えて、教えているうちに、専門バカにならないように、まずは、母親として子ども達のよき遊び相手になり、どっぷり、遊んでもらわねば・・・と思います。
コドモトアソベ
母親としてもムーブメントリーダーとしても、あらためて、まずは、そこから・・・。いつも、そこから・・・。