子どもが笑っている、大人も笑っている…、あぁ、幸せ!~復活!! 親子ムーブメント教室~

 2023年11月3日(金祝)、和光大学地域連携研究センター主催 地域応援プロジェクト公開セミナー:今、あらためて問う「集い遊ぶこと」の意味  ~ムーブメント教育・療法を活かした地域子育て支援の実践から~ が無事に開催されました。

 当日は、親子、地域の子育て支援や教育、保育にかかわる方々に参加いただき、賑わいました。前半は、「お待たせしました!みんなで遊ぼう!和光大学親子ムーブメント教室」と題して、親子遊びのプログラムを展開しました。0歳から8歳までと子どもの年齢にも幅がありましたが、2時間近く遊びぬきました。

 私は、これまでの活動を通して、豊かな遊びの場を継続していると、保護者の連帯感が増し、「私の子」から「私たちの子へ」…という構えの変化が起こり、全ての大人たちで子どもを包み込んでいくようになると感じていました。しかし、今回は、全身で遊び、嬉々とした表情を見せている大勢の子どもたちの弾けるようなパワーに圧倒され、次第に癒され、優しい微笑みになって活気づいていく大人たちの変化に気づきました。子どもの笑顔が生み出す場がコロナ禍で固くなっていた大人たちの心身を包み込んで溶かしてくれたような感覚です。

 コロナ禍後初の親子ムーブメント教室で、学生たちは経験がなく、私も催しの実施においては、諸々、勘が鈍っていて要領が悪くなっているな…と反省するところが多々ありました。でも、「子どもも大人もこんなに笑っているよ…。あぁ、幸せ!これでいいのだ…♪」と感じた一日でした。記録の写真を整理しながら、たくさんの笑顔に出会い、余韻に浸っています。あらためて、ムーブメント教育・療法の祖であるフロスティッグ博士が半世紀も前に掲げた中心的な目標が、かかわる全ての人たちの「生命および人間の尊厳を前提とした健康と幸福感(Health and a Sense of Well-being)の達成」であったことに、感動を覚えています。

 ご参加いただいたみなさん、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。また一緒に遊びましょう♪

 

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