ムーブメント教育・療法のススメ

 2009年5月25日発行の「教育医事新聞」に ムーブメント教育・療法のススメ』という記事が載りました。

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 初めてフロスティッグのムーブメントを日本に紹介した第一人者として、小林芳文先生(和光大学身体環境共生学科教授)のインタビュー記事が掲載されました。

  動きを通じ「あたま・こころ・からだ」の調和ある発達と主体的な活動を促し、健康で幸福感がある教育として、ムーブメントのあり方を示し、具体的な活用例を紹介されていました。

 また、従来のように、子どもの弱点をひたすら訓練するような教育ではなく、強いところを伸ばすストレングスの教育こそが必要だと主張されていました。

 最後に、 「これからは、個人の能力だけに目を向けるのではなく、WHOが2001年に提言した“環境と人間は相互に作用する”というICFの考え方をベースに、障害への教育支援も行われるべきだと思います。」 という、小林先生の言葉がまとめられていました。