「芸術のまち」を掲げる川崎市麻生区の小田急線新百合ケ丘駅周辺に集積するホールが連携して、2009年GWに「川崎・しんゆり芸術祭(愛称・アルテリッカしんゆり)」が展開されました。
和光大学MerryZomeは、「明日の巨匠たち」~学生舞台の競演~に、昭和音楽大学、日本映画学校、玉川大学と共にご招待いただきました。
2009年5月2日、川崎市アートセンターアルテリオ小劇場にて、Dance Performance Project MerryZome 010『旅にでちゃった』、おかげさまで、満員御礼!無事終演いたしました。
一人っきりで、旅にでちゃった。
徹夜明けなのに、旅にでちゃった。
卒業してないのに、旅にでちゃった。
家族をおいて、旅にでちゃった。
ご飯炊いたのに、旅にでちゃった。
買い物ついでに、旅にでちゃった。
ライブに行くのをやめて、旅にでちゃった。
台風近づいてるのに、旅にでちゃった。
1500円で、旅にでちゃった。
なんにも決まってないのに、旅にでちゃった。
いろんな人が、旅にでちゃった。
気になっちゃたら、来ちゃいなよ。
来ちゃったんなら、でちゃいなよ。
***
5月2日新百合での公演、充実した出来で楽しく嬉しく観ました。
2月の「花」連作も題名にふさわしくキレイにまとめていて好ましかったけれど、今度のはスケール大というか、出演者が多彩多様で若さいっぱい、中でも最初 から最後まで幼児・赤ちゃんまでが一緒なのは予想外で驚きました。
自然な形でお母さんたちも!考えてみるとダンスムーブメントとしては当然あるべき姿なのだと気づいて、次々の変化を充分楽しみました。
卒業生を含む全力発揮だったのでしょう。
地域の芸術祭だからこれが本当の姿で、その意味でも貴重、見ごたえのある作品と思いました。
そういえば「かわ道楽」の実践も同じ理念に立っていることに気づき、共に大学にあるべき姿を体現しているのだ、といっそう大切に思いました。
卒業生が加わる意味とも関わってきますね。
私には見分けもつかない若々しく元気な動きで、当方も若い力をたしかにもらった喜びで明日への薬になりそうです。
(中略)
連休入口の土曜日だけど満員で、和光関係者もあちこちで見かけました。
私も本当に行ってよかった。ありがとう。
そして機会があったら大橋ゼミの皆によろしく、感動したと伝えてほしい。
「旅にでちゃった」は一見奇妙な題名だけど、中身ピッタリで広がりと奥行があり、誰をでも容れる良い命名と分かったとも伝えてほしいですね。
センスのあるメンバーがあれこれ揃っているんだな。
皆元気で、またね!
******