大変遅くなりましたが・・・、2016年6月25日、岡上こども文化センターにて実施されました、和光大学のムーブメント教育・療法の研究グループ「遊び種(あそびぐさ)~たんぽっぽ~」による出張親子ムーブメントの活動報告です。
この回のテーマは「運動会」。
「競争しないで、でも、一生懸命になる」運動会を目指して考案されました。
開始前のミーティングでは、学生たちは、体操服にはちまき姿で集合・・・!
プログラムの流れ、役割分担の確認を行いました。
活動の始まりの部分は、いつもと同じ流れです。
呼名の活動では、前回同様、一人ひとりのお名前を呼んで元気にお返事をしてもらいました。
恐る恐るタンブリンをそっとたたく子や元気に跳び上がって応えてくれる子や・・・、お返事の仕方も一人ひとり違います。
ダンスムーブメントも、いつもの「あたまあたま」「ゆらゆら」「ぐっぱー」の3曲を楽しみました。
走行・歩行ムーブメントでは、音に合わせて、「歩く歩く・・・」前に後ろに元気に歩きました。
音をよく聴いてスピードを変えたり、止まったりして移動しました。
動物のイメージで、「ハイハイ」や「ずりばい」の移動になると、赤ちゃんたちが大活躍!「あっ、速い~~!」と盛り上がっていました。
さぁ、いよいよ、「うんどうかいムーブメント」のプログラムにうつります!
式次第を確認して、はじまりです!
プログラム1:にゅうじょう
入場門をイメージしたパラシュートトンネルをくぐり抜けて、運動会の会場へ行進です。
プログラム2:かいかいしき
学校だったら校長先生だけど、・・・こ文の運動会なので、館長さんに「開会の言葉」をいただきました。
プログラム3:しょうがいぶつリレー
プレーバンドの蜘蛛の巣を抜けて、スクーターボードで戻ってくるコースのリレーです。
でも、競争相手はいません。みんな同じチームです。
一人ひとり行って戻って来て、バトンタッチ!
小さいお友だちはスクーターボードをユランコに変えて、大きいお友だちが運びます。
全員がゴールすると、自然と拍手が出てみんなで喜びました。
プログラム4:ビーンズバッグはこび
ビーンズバッグを運んで、赤青黄色の同じ色のスカーフの上に落とす、色の識別課題と移動、物的バランスの課題がふくまれたプログラムです。
次の人とバトンタッチするときに声をかけたり、運び方を工夫したりしていました。
小さいお友だちもママに抱っこしてもらったり、パパに支えてもらってヨチヨチ歩いたりで移動しながら、しっかりビーンズバッグを握りしめて運んでいました。
プログラム5:たまいれ
玉入れも赤組VS白組・・・ではなく、5色のカラーボールが一斉にばらまかれた後、学生たちが持った袋に入れる・・・という形式でした。
勢いのある大きな子どもたちからは走って逃げたり、赤ちゃんの方には入れやすいように袋を近づけたり・・・と、袋を持った学生たちのかかわりは、その場その場でより楽しい方にコロコロ変わりました。
最後は、ボールが残ってないかな?5色の色分けはしっかりできたかな?と確認して、「できた~~!」とみんなで喜んで達成感を共有しました。
プログラム6:スカーフトンネル
大人が持ったスカーフトンネルを子どもたちが通り抜けていくプログラムです。
これもとてもシンプルな活動ですが、スカーフの動きが一人ひとりに合わせて変化します。
子どもたちも通り抜ける方法を色々と工夫して変化させて楽しんでいました。
プログラム7:パラシュートムーブメント
最後は、みんな大好きパラシュートを楽しみました。
ドームを作ったり・・・
一人ひとりパラシュートに乗って、跳び上がったり、ゆっくり揺らしたり・・・、
玉入れで集めたカラーボールをポップコーンみたいに飛ばして・・・、
いち~、に~の、さ~~~ん!っで息を合わせて・・・、
パラシュートが天井に舞い上がりました。
プログラム8:へいかいしき
閉会式でも、「楽しかったかな?元気にできてよかったね♪」と館長さんのお話を聞きました。
そして、一人ひとりに「がんばったで賞」のメダルが配られました。
勝ち負けを競うことはなかったけれど、年齢差を超えてみんなで一生懸命、運動会を楽しむことができました。
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次回は、食欲の秋をテーマに「シチューづくりをしよう!!」で遊ぶ予定です。
どうぞお越しください。
和光大学岡上出張親子ムーブメント教室 「シチューづくりをしよう!!」
日時:2016年9月24日(土) 10:00~12:00 場所:岡上こども文化センター 対象:未就学児とその保護者 持ち物:飲み物とタオル、汗をかいたときの着替え等。 動きやすい服装でご参加ください。