遊び種~たんぽっぽ~ 「学生ボランティア団体」表彰式のご報告

 前回のブログにて受賞の報告をさせていただきましたが、財団法人「学生サポートセンター」が主催する平成24年度第10回のボランティア団体の助成に、和光大学の「遊び種(あそびぐさ)~たんぽっぽ~」が選ばれました。

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 「遊び種~たんぽっぽ~」 学生サポートセンター「学生ボランティア団体」助成に採択されました!(2013/01/24) 

satsuki-lab.hatenablog.com

 

 2013年1月29日に、東京青山の学生情報センター セミナールームにて開催された表彰式には、身体環境共生学科3年生の椎野純さんと大学院生の杉本貴代さんが出席しました。 財団の理事、文部科学省経済産業省の方々がお祝いしてくださる中、同じく受賞した他大学の団体の皆さんがしっかりスーツ姿で勢揃い・・・。ビシッと華やかな授賞「式」の空気の会場で、いつもどおりの格好で、ほんわか異質な「和光大学 遊び種~たんぽっぽ~」でありました・・・

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 彼らが受賞の喜びを一番に伝えたかったのは、共に遊びの場をつくってくださる、岡上こども文化センターのスタッフと親子の皆さん・・・、それまで、他への報告は待ってください・・・と言われて、ブログで紹介するのが遅くなってしまいました

 2月9日(土)の今月の岡上こ文親子ムーブメントの活動の後で、あらためて報告をして、表彰状を持って一緒に記念撮影をしました  

 受賞のお祝いに・・・と、手作りのおむすびをいただいて・・・、大喜び。

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 地域のみなさんが学生たちを育ててくださっているのだと、あらためて感謝です。

 ちなみに、この日のプログラムは「雪遊び」がテーマだったのですが、雪に見立てて持ち込んだシュレッダー後の紙くずが予想以上に細かく、「紙吹雪」を超え「埃」になって大変だったそうです・・・。 まさに舞い散る粉雪のようで・・・、子どもたちは大喜びだったそうですが、部屋中が紙くずだらけになり、服に紙くずを付けた子どもが施設内をあちこち移動するので、他の部屋も紙くずだらけになり・・・、掃除が大変で、「大惨事」になってしまった・・・との報告がありました。

 そんな学生たちの失敗も体験の中の学びとして笑いながら受け止めてくださるスタッフの皆さんにもあらためて感謝です。 児童館型の施設にて開催される子育て支援の場で、学生たちがムーブメント教育・療法の実践を通して学ぶ・・・という形で連携させていただいていますが、生活圏を共にする大人と子どもと若者が遊ぶ中で自然に育ち合う関係が成立していて、そこには「支援する側→支援される側」という一方的な構図が見えなくなっているのが面白いと感じています

 卒業生も含め、学生のみなさん、受賞おめでとう。 そして、支えてくださったみなさま、ありがとうございました。