世界を知る術は己の身体に~次男、ハンド・リガードを始める~

 生後2ヶ月になり、我が家の次男坊Callが早速「ハンド・リガード」を始めました。 自分の手を、「これはなんだろう?」といった感じでじっーと見つめます。動かして、ますますびっくりして凝視します。

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 でも、実は、まだCallは、「この手が自分のもので、自由に動かせる」ということに気づいていないのです・・・

 このように、自分の手を見つめることは、自分には身体があるということを赤ちゃん自身が知るきっかけとなります。

 いつも目の前にあってよく動く肌色の何かがが動くたびに、独自の感覚を覚えることに赤ちゃんは気づきます。

 そして、感覚と肌色の何かの動きに関係があると感じることで、赤ちゃんは自分の意思でその何かが動かせることを知り、自分の身体としての「手」を知るのです。

 赤ちゃんにとっては自分の身体も未知の世界。 手ひとつをとっても、自分の身体の一部であることを理解するまでには、偶然動かせたり、口で吸ってみたりといろいろ試す過程=実体験が必要なのです。

 動くことで、自分の身体を知り、自分をとりまく環境を知るのです。 世界を知る術は己の身体にあるということです。

 

 ちなみに、長男Qのハンド・リガード開始時の写真も出てきました。(同じことやってます・・・

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 当時の記録と比較してみると、目でものを追うようになったのも、あやして笑うようになったのも、そして、ハンド・リガードもCallはQより2週間程早いようです。

 どんな遊具よりも刺激的な「超ウルサイ兄」という「環境」の差が影響しているものと思われます・・・